RIZIN・クレベル強い!佐々木から絞め技一本 王者・牛久に挑戦熱望「すぐにお願い」

 勝利したクレベル・コイケ
 クレベル・コイケの夫人イロイージ・ミツモリさん
 佐々木憂流迦(下)を攻めるクレベル・コイケ
3枚

 「RIZIN・TRIGGER 2nd」(23日、エコパアリーナ)

 MMAルール66キロ契約5分3回戦でクレベル・コイケ(32)=ブラジル=が佐々木憂流迦(32)=セラ・ロンゴ・ファイトチーム=を2回3分22秒、リアネイキッドチョークで破り、RIZIN参戦後4連勝とした。

 静岡に拠点を置くボンサイ柔術で腕を磨くクレベルと静岡県沼津市出身の佐々木の地元対決。クレベルは21年6月の前戦では朝倉未来(トライフォース赤坂)を破ってRIZINフェザー級のトップ戦線に躍り出たものの、同年10月に当時のRIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)に挑戦するチャンスを体重が落ちないことを理由に断り、契約問題もあってこれが8カ月ぶりの試合。一方の佐々木はUFCでも活躍したが、RIZIN参戦後は2勝3敗と黒星が先行し、フェザー級に上げて臨んだ前戦では堀江圭功(ALLIANCE)に敗れている。

 1回は序盤は距離の探り合いが続いたが、クレベルが右ハイキックを放った後に佐々木が右フックを顔面にたたき込んでダウンに近い形で倒す。だが、クレベルもパンチの打ち合いから強烈なストレートをヒットさせ、その後は組み技を得意とする両者がパンチの打ち合いを繰り広げた。

 そして2回は打って変わって開始から組み合い。タコのごとく手足を佐々木に絡めたクレベルは胴絞め、裸絞めに移行するが佐々木は何とか脱出。しかし、クレベルはその後も佐々木に絡みつき再び首に腕を食い込ませると、佐々木はたまらずタップした。

 クレベルが試合から離れている間にRIZINのフェザー級はRIZIN王者の牛久絢太郎(K-Clann)、朝倉未来(トライフォース赤坂)、萩原京平(SMOKER GYM)、前王者の斎藤、堀江ら群雄が割拠した。久々のRIZINでさすがの実力を見せつけたクレベルはマイクを持つと、「私めっちゃうれしいです。忘れないでね、私、ナンバーワンね」とアピールし、「榊原(信行CEO)さん、すぐにタイトルマッチお願いします」と王者の牛久への挑戦を要求した。

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