格闘家のＨＩＲＯＹＡが６日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ＨＩＲＯＹＡ×大雅チャンネル」を更新。「ＲＩＺＩＮ．３３」で起こった八百長騒動に言及した。

　ＨＩＲＯＹＡは、騒動を起こしたＹｏｕＴｕｂｅｒ・シバターのセコンドとして参加。シバターと対戦相手の久保優太が事前にやり取りをしていたことについて、「全く知りませんでした。びっくりした気持ちです」と神妙に語った。

　ＨＩＲＯＹＡは一昨年の大みそか、シバターに敗戦。この一戦でも同様のやり取りがあったのではないかと思われることに、「心に誓って絶対にないと言わせてもらいます。シバターさんと連絡をとるようなこともなかったですし、面識もなかった。僕も倒せるならぶっ倒したいと思っていたし、負ける気なんてさらさらなかった。そんなこと言って、負けて恥ずかしいですけど」と振り返った。

　また、久保は当初対戦予定だった相手がけがをしたため、急きょシバターとのカードが組まれたことが判明している。ＨＩＲＯＹＡはその相手が自身だったと明かし、「僕がけがをしてしまって欠場になり、久保選手とシバターさんが試合することになり、根本の原因は僕がそもそもけがをして棄権をしなければこんなことになってないので、僕にも原因がある。久保選手、すみませんでした」と頭を下げた。

　格闘家として、真剣勝負に水を差されることを懸念。「（他にも）実際に起きているのかなと考えていると思いますが、実際にそれは絶対ない。どの選手も真剣に試合に勝つために、勝つことだけをトレーニングしている」と強調した。