RIZIN・榊原CEO「決まるものも決まらなく」 シバター“交渉暴露”に苦言か
総合格闘技のRIZINは9日、都内で12月31日・さいたまスーパーアリーナ大会の対戦カード発表会見を開き、榊原信行CEOがSNSなどで交渉過程をほのめかす選手に対して苦言を呈した。
榊原CEOの発言には具体名はなかったものの、YouTuberで総合格闘家のシバターが前日、自身のYouTubeチャンネルでマッチメークが進んでいた皇治(TEAM ONE)との対戦が消滅したと明かしたことをさしていると思われ、「SNSとかユーチューブを通じて、交渉の過程を、舞台裏を言いたくなる、ほのめかしたくなる。選手たちはそういう意識があるのかもしれないですが、ムチャクチャやりにくくてですね。決まるものも決まらなくなることがあります」と険しい表情を浮かべた。
続けて、「広報宣伝になる、ということはありつつも、選手たちも、そこまでいうことないのに、とかそんなことを言っちゃったら、今先方と交渉しているのに、ということがあるので」と話し、「その辺は僕らも選手管理の部分で選手たちとのコミュニケーションをしっかりとっていきたいと思います」、「我々としても情報管理をしつつ、選手たちとも協調して、速やかにカードが決まるように進めていきたいとそう思っております」と再発防止を口にした。