K-1フェザー級 激戦の末、新王者に軍司泰斗 延長判定2-1で椿原龍矢を下す

 椿原龍矢(左)を破り新王者になった軍司泰斗=エディオンアリーナ大阪(撮影・吉澤敬太)
 延長戦で椿原龍矢(左)に右ストレートを浴びせる軍司泰斗=エディオンアリーナ大阪(撮影・吉澤敬太)
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 「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(4日、エディオンアリーナ大阪)

 フェザー級タイトルマッチは王者の椿原龍矢(22)=月心会チーム侍=と軍司泰斗(22)=K-1ジム総本部チームペガサス=が対戦。延長の末2-1で軍司が制し、新チャンピオンになった。

 リング上で「本当はKOで勝って、言いたいこともあったんですけど、延長判定だったので6回目(の対戦が)あるかもしれない。その時はもっと強くなるので。フェザー級、強い選手がいて、階級を上げてくる選手もいて、熱い階級になってくるのがわかっているので。僕は王者なのでしっかり強い相手とやって、このベルトの価値を挙げてK-1を引っ張っていきたい。これからも応援をよろしくお願いします」と誓った。

 過去の対戦成績はアマチュアで1勝1敗、プロで1勝1敗。初防衛戦に臨む王者・椿原はアウトボクシング。フェザー級転向後3連勝で挑戦権を獲得した軍司はインファイト。対照的な両者の決着戦となった。

 1回は椿原が正確なカーフキックを見舞った。軍司の攻撃を軽快なフットワークでかわしながら、的確にパンチも当てた。2回になって前への圧力を増した軍司が手数を出し、アゴへをかすめるハイキックも披露した。椿原も回転の速い連打で応酬した。3回、先に手を出す軍司、打ち終わりを狙いすます椿原。両者差のないまま、最終ラウンドのゴングがなった。

 判定は一人が椿原に、一人が軍司を優勢とし、三人目はドロー。1ラウンドの延長に入った。

 延長に入って両者手数を出しあう壮絶な打ち合い。ゴングが鳴って、勝利を確信したように軍司は両腕を挙げた。判定の結果、2-1の僅差で軍司が制した。

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