プロレスリング・ノアの丸藤正道が２７日、ツイッターに新規投稿をし、お笑いコンビＴＫＯの木下隆行と行うボクシングのスペシャルエキシビションに対して、賛否のうちの“否”が多く寄せられていることを明かした。

　この日に行われた会見で、亀田興毅氏が会長を務めるジムの１２月１６日の興行で、木下とボクシングのスパーリング形式で対戦することが発表された。ボクシング界を盛り上げたいとする興毅会長からの熱いオファーを受け、また、このことを通じてプロレス界も盛り上げたいという思いから受諾した形だったが、その後の反響も大きかったようだ。

　自身のアカウント（＠ｎｏａｈ＿ｍａｒｕｆｕｊｉ）で「賛否の否がハンパねぇ！　これがオレに対してもあるだろうけどＴＫＯ木下さん効果なのか？」と切り出した丸藤は、「なんの意味がある？」などの様々な否定的な声を紹介しつつ、「・・でしょうねｗ　最初からメリットやいい事があるからやるってのはそもそも好きじゃない。そこから何か生み出せばいい話」（以上、１１月２７日、午後６時２２分の投稿から引用）と、損得は度外視しての挑戦であることをうかがわせた。

　丸藤はノアだけではなく、新日本、全日本の各メジャー団体でタイトルを次々と獲得してきた。「不知火」など、軽やかな身のこなしからの華麗な技で観衆を魅了する。自身のインスタグラムでは女子プロボクサーで世界５階級制覇の藤岡奈穂子についてもらい、練習していることも明かしている。