新日本G1・鷹木 ロアのラフ&パワーに大苦戦も勝利「あいつ強すぎだろ」
「プロレス・新日本」(9日、エディオンアリーナ大阪)
20選手がAとBの2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」のAブロック公式戦4試合が行われ、IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟がタンガ・ロアを破って4勝3敗の勝ち点10とし、勝ち点12の飯伏幸太を2差で追う2位タイにつけて初優勝に望みをつないだ。
鷹木は壮絶な肉弾戦を繰り広げたものの、ロアの高い身体能力を生かしたラフ&パワー殺法に大苦戦。さらには高々と持ち上げてのパワーボム、雪崩式アバランシュホールドなどの荒技も浴びたが、負けじと雪崩式ブレーンバスター、ラリアットのパンピングボンバーなどで応戦する。最後は得意の得意技エイプシットを切り抜け、ラスト・オブ・ザ・ドラコンに持ち込んで脅威のタフさを発揮したロアを仕留めた。
試合後の鷹木は「タンガ・ロア、強すぎだろ。あいつ強えな。体もデカいし、力も半端ねえ。アバラがいったかもしんないな。だけど、プロレスは強いヤツが勝つんじゃねえよ。リーグ戦2敗してるオレが言っても説得力ないかもしんねえけどな」と力説。次戦のグレート‐O‐カーン戦(13日)へ向け、「どうも気にくわねえな。格闘技の猛者かなんだか知らねえけどな、プロレスなめんじゃねえぜ。オレがプロレスの奥深さをお前に教えてやる」と予告した。