スターダム大阪城大会 朱里“伝説の10・9”に緊急対戦の鹿島を足4の字葬
「プロレス・スターダム」(9日、大阪城ホール)
女子プロレス界26年ぶりの大阪城ホール大会で、SWA世界王座とワールド・オブ・スターダム王座挑戦権利証を保持する朱里が鹿島沙希の挑戦を退けた。
朱里は鹿島とキック、パウンドなど激しい打撃戦を繰り広げたが、ドラゴンスクリューからの足4の字固めで勝利。マイクを持つと、大舞台で対戦相手に名乗り出た鹿島に感謝し、「10・9、この伝説の日に、足4の字固めで勝利しました」と、1995年10月9日に東京ドームで武藤敬司が高田延彦を破った技で勝利したことを強調した。
当初、朱里は小波を相手に権利証と王座をかけて対戦する予定だったが、8日に小波が急性腸炎を発症したため中止に。この日、第0試合に出場した鹿島が一騎打ちを要求して認められたことで、急きょ対戦することになっていた。
12月29日の両国国技館大会でワールド・オブ・スターダム王座に挑戦することを希望している朱里は「私は12月29日までこのSWA、そして権利証を守り続けます」と宣言。そして、次期挑戦者に5★STAR GP公式戦で敗れたAZMを指名した。