ノア・GHC王者の丸藤、10・10大阪で中嶋撃破に自信「君を食べ尽くしたい」

 プロレス団体のノアは8日、都内で10日のエディオンアリーナ大阪大会へ向けた会見を開き、GHCヘビー級選手権試合で対戦する王者の丸藤正道と挑戦者の中嶋勝彦が舌戦をくり広げた。

 3日にシングルリーグ戦「N-1 VICTORY」を制して挑戦にこぎ着けた中嶋は、16年10月から17年8月まで同王座を7度防衛した間に丸藤を挑戦者に指名し続けたものの防衛戦が実現しなかった過去があり、「やっと、やっと、ここまで来た。あとは丸藤正道が持つベルトを奪うだけた」と力説。「過去に丸藤正道はオレをスカしているからね。そういう意味で、あの時の、なくしたパズルのピースをとりあえず取り戻して、ついでに、このベルトを奪って、丸藤正道という、今非常においしい獲物も食ってやろうと思っているよ」と不敵な笑みを浮かべた。

 一方、3度目の防衛戦となる丸藤は、08年に健介オフィス所属だった中嶋がノアへ主戦場を移した頃を思い出し、「若くて生きのいいお兄ちゃんが、あの頃はまだ前菜だったような男がここまでのメインディッシュに育ったということは喜ばしく思いますが、ボクはおいしい物が大好きなので、君を食べ尽くしたいと思います」と舌なめずり。「果たしておなかがいっぱいになるのか、食い足りないのか、おなかを壊してしまうのか、結果的にリング上、このベルトをオレが再び持ってしっかり絞めたいと思うので楽しみにして下さい」と勝利に自信を示した。

 王者であるため、N-1は不参加だったことについては「正直な話、焦りましたね。自分がいないリーグ戦が盛り上がり、後楽園(ホール)の興行がいっぱいになり、オレいらねえんじゃねえか、みたいな」と複雑な心境を抱きながらも、「ちまたではコンディションどうですかとか、試合勘どうですかとか質問が飛び交ったりしているんですけど、オレを誰だと思ってるんだと」と問題ないことを強調した。

 中嶋の挑戦者指名に応じなかったことについては「食べるに値しなかったということじゃないですか。チャンピオンになってもおいしくなさそうだった」と話し、“おいしくなった”理由については「年月が流れればそうなるわけじゃない。彼がやっぱり日々しっかりやって来た証拠だと思います」と、努力による成長と説明した。

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