矢吹正道 一度は延期に「マジか!」もスパー追加し「自信深まった」
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(22日、京都市体育館)
同級1位の矢吹正道が14日、世界初挑戦となる寺地拳四朗との試合に向けた練習を所属ジムで行い、オンライン上で公開した。
試合は当初、今月10日に予定されていたが、8月25日に拳四朗の新型コロナ陽性が判明し、12日間延期となった。延期を伝えられた時は「マジか!」とショックもあった矢吹だが、前向きに捉える面もある。
この期間にスパーリングを20ラウンドほど追加でき、「勝つ自信は深まった」と言い切る。元世界3階級王者の田中恒成(畑中)とも行い、「世界チャンピオンになってください。ご飯をおごらせてください」と激励された。V9を目指す拳四朗のことはリスペクトしながらも「作戦はいくつも用意している」と豪語した。