新日本・オカダ、コブに前哨戦4連敗も「誰が最強か分からせてやる」
「プロレス・新日本」(27日、後楽園ホール)
オカダ・カズチカが9月4日のライフドーム大会一騎打ちするジェフ・コブにタッグ戦で敗れ、4戦全敗で前哨戦を終えた。
オカダは真壁刀義と組んでコブ、グレート‐O‐カーン組と対戦。先発したオカダは序盤、コブに勢いよく攻め込んだものの、場外乱闘からパワーに勝る相手組に捕まる苦しい展開に。最後は真壁がコブに追い詰められているところにカットに入るも、逆にコブのラリアットを浴びて排除され、粘りを見せた真壁がコブのツアー・オブ・ジ・アイランドで島流しにされた。試合後、興奮の収まらないオカダとコブは視殺戦を展開し、ノドをつかみ合う小競り合いを繰り広げた。
4戦連続で、オカダのパートナーを島流しにしたコブは「オカダ、相当いらついているようだな。タッグマッチでパートナーにおっさんを連れてくるなんて意地が悪いぞ。ケイオス(オカダの所属ユニット)の仲間は手助けしてくれないのか」と挑発。「雨が上がればお前の時代は終わりだ。でも、雨が上がった後には太陽と虹が出て幸せなムードに包まれる。オカダ、ツアー・オブ・ジ・アイランドをまともに食らう準備はできているか」と本番でのオカダの島流しを予告した。
一方、いいところなく前哨戦を終えたオカダは険しい表情。「ジェフ、お前に分からせてやるよ。この新日本プロレスで誰が最強かを。チャンピオンだどうだとか関係ない。新日本プロレスファン、いや、プロレスファンか、全員に分からせてやる。誰が一番強いか、誰が最高にカッコイイか、誰が最高に面白い試合をするか。オレしかいねえだろ、コノヤロー」と予告した。