新日本・鷹木 金的で前哨戦敗北に激怒「EVILつぶして違うヤツとベルトかける」
「プロレス・新日本」(27日、後楽園ホール)
IWGP世界ヘビー級選手権試合の前哨戦がスタートし、王者の鷹木信悟は挑戦者のEVILに敗れた。
鷹木はBUSHIと組んでEVIL、ディック東郷組と対戦し、相手組の巧みな連係とラフファイトに終始苦戦を強いられる展開。最後はBUSHIとEVILがやり合う中、東郷を担ぎ上げて排除しようとしたところを背後からEVILの金的攻撃を受けて悶絶し、孤立したBUSHIがEVILのEVILで葬られた。
25日の東京ドーム大会で棚橋弘至を破って初防衛を果たした鷹木を襲撃してひんしゅくを買ったEVIL。反則を利用しての勝利にも、マイクを持つと「鷹木、テメエがもってるからそのベルトの価値が下がりに下がりまくってんだよ。このオレが新チャンピオンになってベルトの価値を上げてやるよ。よく覚えとけ」と、厚顔無恥なアピールをし、バックステージでも「スリー(カウント)を取ったこのオレが正義だ。オレが真のチャンピオンになってベルトの価値を上げてやるよ」と怪気炎を上げた。
一方の鷹木は怒り爆発。「クソ下らねえよ、アイツは。ベルトの価値が落ちてる?ふざけんなよ。価値のないお前らが何を言っても伝わって来ねんだよ。ハッキリ言ってな、お前らのプロレスはクソつまらねえんだよ」と声を荒らげ、「こんなんだったら、EVILとやらなくてもいいんだぞ。EVILつぶして、違うヤツとベルトをかけてタイトルマッチやるよ」と、EVILを破壊して挑戦断念に追い込むことを宣言した。