2021.07.26

王者・鷹木、魂の初防衛　挑戦者代役の棚橋と３７分超え死闘

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　「プロレス・新日本」（２５日、東京ドーム）

　ＩＷＧＰ世界ヘビー級選手権試合が行われ、王者の鷹木信悟が初防衛を果たした。当初の挑戦者の飯伏幸太が誤嚥（えん）性肺炎のために欠場し、当日に棚橋弘至に変更となった異例の一戦。だが、両者は魂をぶつけ合う３７分超の大激闘を繰り広げ、最後は張り手合戦を制した鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンでねじ伏せた。

　マイクを持った鷹木はタイトルマッチ消滅の危機を救った棚橋を「本当の勝者はアンタかもな」と称賛し、「飯伏が来るまで負けられねえな」とアピール。しかしその後に場内が暗転し、ＥＶＩＬが映像で「次はオレだ」挑戦を要求。再び明るくなると姿を見せて背後から鷹木を襲撃するバッドエンドで幕。鷹木はインタビューで怒りに震えながら「やってやるよ！」と叫んで受諾した。