井上尚弥がカシメロを痛烈批判「ドーピング検査を回避するやつに資格などねぇ」
ボクシングWBA・IBFバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)を痛烈に皮肉って批判した。30日、自身のツイッターを更新。「カシメロ君はもう大口を叩く事はないでしょう。ドーピング検査を回避する奴に資格などねぇ。。お疲れでした。」とつづった。
カシメロはWBC同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と8月14日(日本時間15日)に米カリフォルニア州カーソンで2団体統一戦を行う予定だった。だが、ドネアは29日(日本時間30日)に自身のSNSを公開。「(カシメロが)アンチドーピング機構への書類の提出が5日間遅れたため、この戦いをキャンセルしました」と発表した。
ドネアはSNSで「薬物検査を開始するための適切な情報を提供する上で、カシメロ側が正直でも前向きでもなかったという証拠を持っています」と訴えている。
井上は19日(日本時間20日)にラスベガスで2人が観戦する中、防衛戦にKO勝ち。帰国後に「近い目標は、バンタム級4団体統一です。今後はドネア、カシメロに照準を合わせ、誰が相手でも『井上尚弥のボクシング』を見せることができるように、精進していきたいと思います」と、決意を新たにしていた。