井上尚弥、次戦の相手「ドラマチックなのはドネア」ライバル2人の前で衝撃TKO勝ち

 「ボクシング・WBA・IBF統一バンタム級タイトルマッチ」(19日、ラスベガス)

 統一王者の井上尚弥(28)=大橋=が挑戦者のIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=を3回2分45秒KOで破り、WBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛に成功。戦績を21勝(18KO)無敗とし、自身の持つ世界戦連続勝利の日本記録を16に伸ばした。

 この日は現地でWBC王者のドネア、WBO王者のカシメロも観戦。両者は8月14日に対戦するともされており、その勝者と井上が戦う可能性も浮上した。試合後、井上は現地メディアのインタビューで「勝ったことのうれしさ、ドネア、カシメロの勝者と戦えることのうれしさが何よりですね」と笑った。そして、希望を問われると「よりドラマチックなのがドネアです」ともうなずいた。

 この日はボディーで3度のダウンを奪っての完勝。井上は現地のインタビューでは余裕の笑みをみせ、「いい勝利ができたと思います。ボディーでも顔でも倒せる準備をしてきた。ボディーで倒せて良かったと思います」と振り返った。1回から主導権を握っていたが、「1ラウンドで相手の実力、出方をみて、相手次第ですが、いけるかなと確信を持てました」と振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス