スターダム・朱里が詩美に最後の前哨戦勝利!「赤いベルトを巻いて朱世界の始まりに」

林下詩美(左)を攻める朱里
にらみ合う朱里(左)と林下詩美=東京・後楽園ホール
朱里(右)を攻める林下詩美=東京・後楽園ホール
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 「プロレス・スターダム」(8日、後楽園ホール)

 12日の東京・大田区総合体育館大会で行われるワールド・オブ・スターダム選手権試合の最後の前哨戦が行われ、挑戦者の朱里が王者の林下詩美に勝利した。

 試合前にリング上で行われた調印式で、昨年9月に死去した母の近藤ルーシーさんにささげる王座奪取を誓った朱里はジュリア、舞華とのトリオで詩美、上谷沙弥、渡辺桃組と対戦。投げっぱなしジャーマンの応酬など2人は激しくやり合い、最後は6人が入り乱れる中で舞華が渡辺を捕らえ、みちのくドライバーIIで仕留めた。

 試合後はまず舞華がマイクを持ち、ともに12日に行われるシンデレラトーナメント準決勝に進出している上谷に向かって、「みんな見た?今、舞華に勢いがあるところ。上谷、お前もシンデレラトーナメント残ってるみたいだけど、お前なんて敵じゃねえんだよ」と勝ち誇った。

 続いて朱里が「林下詩美、私はその赤いベルトの新チャンピオンになる。そして、朱色に染め上げて、朱世界の始まりにする。よく覚えとけ」と高らかに予告。これを聞いた詩美は負けじと「私はもう動揺しない。朱里さん、アナタを倒して最強の女王になります」と宣言した。

 そして、ジュリアがマイクを持つと、12日に予定されてるジュリア、なつぽい組と渡辺、AZM組と中野たむ、白川未奈組の3WAY戦を「おもしろくない。何の話題もない」と斬り捨て、クジ引きで6人のタッグを組み直すタッグ・シャッフル・マッチを提案。これを聞いた渡辺は「勝手に決めんじゃねえよ!」と拒絶し、「絶対嫌だ」とつぶやいて去っていった。

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