秋山 HARASHIMA絞殺V3「DDTのアイコン全部倒した」次は高木社長指名

 3王者そろい踏み(左から)秋山準、山下実優、丸藤正道
 HARASHIMA(左)にニーパッドを見舞う秋山準
 HARASHIMA(左)に強烈なエルボーを叩き込む秋山準
3枚

 「プロレス・サイバーファイトフェスティバル」(6日、さいたまスーパーアリーナ)

 サイバーファイトが運営するノア、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスの4団体合同興行でKO-D無差別級選手権試合が行われ、王者の秋山準が挑戦者HARASHIMAを破って3度目の防衛に成功した。

 秋山は20年5月に全日本プロレスからレンタル移籍を経てDDTに正式入団し、秋山は遠藤哲哉から王座を奪うと、初防衛戦で樋口和貞、V2戦で男色ディーノとDDTのアイコン的存在の選手を次々と撃破。今回はDDT最後の砦とも言えるHARASHIMAを迎え撃った。

 序盤はHARASHIMAのボディー攻撃に苦しんだものの、場外戦でパイルドライバーを決めてからは首を集中攻撃。花道でDDTやランニングニーバットを繰り出し、長時間の首4の字固め、雪崩式バックトロップなどで追い込んだ。

 HARASHIMAも得意の蹴り連発で反撃するものの、秋山は得意のヒザ蹴り、エクスプロイダー連発などで優位に試合を展開。HARASHIMAは裏フランケンシュタイナーから得意のランニングダブルニーアタックの蒼魔刀を突き刺す粘りを見せ、スワンダイブ式蒼魔刀で勝負に出たが、秋山はこれをかわすと、またもエクスプロイダーでマットにたたきつけ、最後はフロントネックロックでがっちりと捕らえてレフェリーストップを呼んだ。

 貫禄を見せたV3の勝因を聞かれた秋山は「ほとんど全部じゃないですか。経験とかやってきた数とか、試合とか、やっぱり違うと思うので、その差じゃないですか」と返答。「もうDDTのアイコンと言われる人間は全部倒して、後は誰かな」と余裕の笑みを浮かべ、10日にキング・オブ・DDTトーナメントが開幕することから、「あれで優勝して、今日頑張っていた、50歳であんなビンタをバンバン打たれる高木三四郎社長を指名します」と、次期挑戦者にサイバーファイト社長の高木の名を挙げた。

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