DDT軍、全面対抗戦で金剛に勝利「サイバーファイトは業界ナンバーワンを取る!」

 拳王(右)に凶器?攻撃をする高木三四郎=さいたまスーパーアリーナ
 拳王(左)に強烈なビンタを見舞う高木三四郎=さいたまスーパーアリーナ
 高木三四郎(左下)が仁王を坂口政夫が拳王(右下)を攻める=さいたまスーパーアリーナ
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 「プロレス・サイバーファイトフェスティバル」(6日、さいたまスーパーアリーナ)

 サイバーファイトが運営するノア、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスの4団体合同興行で、DDT軍がノアの反体制ユニット金剛との全面対抗12人タッグマッチを制した。

 エンターテイメント路線を歩むDDTを率い、今ではサイバーファイトの社長としても辣腕を振るう高木三四郎を、金剛を率いる拳王が「学芸会」となどど批判し、深まっていた両軍の遺恨。高木は彰人、樋口和貞、坂口征夫、吉村直巳、納谷幸男と組んで拳王、中嶋勝彦、征矢学、覇王、仁王、タダスケ組と激突した。

 DDT軍は拳王を挑発するかのように、高木が自転車に乗るなど全員がエンターテイメント的な道具を持って入場。だが、戦いは高木と拳王が強烈な張り手を、中嶋と坂口がキック合戦を繰り広げるなど激しいものとなった。高木はリング内外で集中攻撃され、拳王に自転車を奪われてひかれるなど苦しめられたが耐え抜き、最後は自らシットダウンひまわりボムで覇王を仕留めた。

 マイクを持った高木は「拳王、これがDDTだ!」と絶叫。「でもな勝ったからってDDTがすごいわけじゃないんだよ。俺はお前のこと大嫌いだ。お前なんか合わねえよ、バーカ。でもな、DDTはこれで24年間やってきたんだ」とアピールすると、大きな拍手が送られた。

 続けて「オレたちはこのスタイルを曲げるつもりはない。お前らもスタイルは曲げなくていいよ。東京女子もガンバレ☆プロレスも思い通りにやればいい」と呼びかけ、「でも目標は一つ、業界ナンバーワンだ」と宣言。「オレたちの前には新日本プロレス、その前にはWWE、オレは頭おかしいと言われても、ノア、DDT、東京女子、ガンプロ、それを全部束ねたサイバーファイトで業界1位を狙うんだー!サイバーファイトは業界ナンバーワンを取ります」とファンに誓った。

 一方、敗れた拳王はインタビューで「こういう、スイタルも、プロレス、なのかな…」と語ると、激しくテーブルをたたいて去っていった。

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