RIZIN スダリオはシビサイと対戦「今回はルール守って」那須川は3人と対戦へ

 総合格闘技のRIZINは1日、都内で会見を開き、6月13日の東京ドーム大会の追加対戦カードとして、トフィック・ムサエフ(31)=アゼルバイジャンとホベルト・サトシ・ソウザ(30)=ブラジル=の初代RIZINライト級王座決定戦、RIZIN初代フェザー級王者・斉藤裕(33)=パラエストラ小岩-ヴガール・ケラモフ(29)=アゼルバイジャン=戦(66キロ契約ノンタイトル)、シビサイ頌真(30)=パラエストラ東京-スダリオ剛(24)=PUREBRED=戦(120キロ契約)、弥益ドミネーター聡志(31)=teamSOS-“ブラックパンサー”ベイノア(25)=極真会館=戦(73キロ契約)を行うと発表した。キックボクシングRISE世界フェザー級王者・那須川天心(22)=TARGET/Cygames=の出場も調整していると発表した。

 ムサエフは19年12月にRIZINライト級GPトーナメントで優勝したものの、母国軍に徴兵され、待たれた来日がようやく実現。現在は隔離中だという。サトシはボンサイ柔術の創始者であるアジウソン・ソウザの三男。RIZINで4勝1敗の戦績を残し、ムサエフとの対戦が待たれていた。

 斉藤は20年11月に朝倉未来(トライフォース赤坂)との初代RIZINフェザー級王座決定戦を制して王座を獲得。ケラモフはムサエフと同門でRIZINでは20年2月にカイル・アグォン(米国)に判定勝ちしている。

 スダリオは元大相撲十両貴ノ富士で、格闘家に転向してからはRIZINでプロレスラーとして主に活動している3選手に3連勝。今回が初めて純粋な総合格闘家と対戦となる。3月の宮本和志(和志組)戦では終了後にも攻撃を続けて罰金処分を受けており、会見で「前回大会で悪い意味で話題を集めてしまったので、その反省をしつつ、今回はルールをしっかり守って」と話し、「シビサイ選手はボクの中でこれまで戦ってきた選手で一番経験もあって、ボクよりはるかに経験値も高いので、やられる覚悟でやりに行きます」と意気込んだ。

 対するシビサイはミャンマー人と日本人を親に持ち、柔術、キックボクシングなどがバックボーンのヘビー級戦士。18年7月にRIZINに初参戦し、ボルドプレフ・ウヌルジャガル(モンゴル)に敗れている。

 弥益は元DEEPフェザー級王者で20年大みそかにRIZIN初参戦し、朝倉未来に1回KOで敗れた。ベイノアはRIZIN初参戦。極真空手で全日本ウエイト制空手道選手権大会軽量級優勝などの実績を残し、キックボクシングのRISEでウエルター級王座を獲得。お笑いコンビ「けとるべる」のメンバーとしても活動している。

 また、RIZINの榊原信行CEOは、この日に那須川がインターネット配信で「誰もやったことがないチャレンジ」として3分3回で1人1回ずつ3人と戦い、対戦相手を募集する計画を公表したことを聞かされ、「チーム天心が決めたのであれば、それに乗っかる」と明言した。

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