新日本・鷹木、王座決定戦出場を激烈要求「やるのかやらないのかハッキリしてくれ」

メインで大暴れした鷹木(左)は改めてベルト挑戦を要求した
YOSHI-HASHI(左)を攻める鷹木信悟=東京・後楽園ホール
2枚

 「プロレス・新日本」(24日、後楽園ホール)

 緊急事態宣言を受けて8日以降の興行を中止、延期し、22日名古屋でに再開した新日本は“聖地”後楽園ホールに帰ってきた。

 3日の福岡大会以降には9人が新型コロナウイルスに感染しており、この日にインターネット上で自身の感染を告白したオカダ・カズチカとタイチらが欠場する中で熱戦が繰り広げられた。

 メインではBUSHI、鷹木信悟、SANADA、内藤哲也組とYOSHI-HASHI、石井智宏、後藤洋央紀、棚橋弘至組が激突。8人が入り乱れた戦いは最後、鷹木が内藤のアシストを受け、YOSHI-HASHIをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで葬った。

 4日の福岡大会ではIWGP世界ヘビー級王者のウィル・オスプレイに挑戦し、大激闘を繰り広げた末に敗北。だが、その戦いでオスプレイが首を負傷して王座を返上。鷹木は22日の大会で、同王座の決定戦が行われるならば「準備万端だ」と出場に色気を見せていた。

 そして、この日の試合後にマイクを持つと、「会社からはなんのリアクションもない。どうなってんだ、新日本」といらだちを見せ、「このオレをもう一度、IWGP世界ヘビー級のタイトルマッチ組むんだな」と明確に要求。「ここまで言ってなんのリアクションもなかったら新日本、どうかしてるぞ。やるかやらねえかは新日本次第だ」と決断を迫った。

 バックステージでも鷹木は「名古屋ではにおわせ程度だったが、何の反応もねえじゃねえか。おかしいだろ。せっかく再開したのにチャンピオンがいねえんだぜ、新日本らしくねえじゃねえか」と不満たらたら。「オスプレイはケガして気の毒だ。だがオレは別に責任を感じない。プロレスは戦いだ。つぶし合いだ。弱肉強食だ。そんなこともある」と熱弁し、「こんだけアピールしたんだ。これで何も言わなくなったら新日本、どうかしてるぞ。やるのかやらないのか、ハッキリしてくれよ」と再度決断を迫った。

 当初はオスプレイと鷹木の勝者にオカダが挑戦する予定だったが、王座が空位となったことで白紙に。そして、現時点で同王座決定戦がいつ行われるかは発表されていない。鷹木の要求に新日本はどう答えるだろうか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス