爆破甲子園・大仁田 五寸釘Wブラシでササダンゴ爆殺!クロちゃんと最終決戦へ

 スーパー・ササダンゴ・マシン(左)に五寸釘Wブラシで攻撃する大仁田厚
 スーパー・ササダンゴ・マシン(左)に五寸釘Wブラシで攻撃する大仁田厚
 高木社長(右)にクロちゃんとの対戦を要求する大仁田厚
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 「プロレス・爆破甲子園」(2日、鶴見青果市場)

 4組が参加した爆破甲子園春のタッグトーナメントが行われ、大仁田厚組が優勝。大仁田は、抗争を繰り広げている安田大サーカスのクロちゃんとの電流爆破マッチで最終決戦を行うことが決定的となった。

 高木三四郎&納谷幸男組、勝俣瞬馬&MAO組、大仁田&今成夢人組、スーパー・ササダンゴ・マシン&黒田哲広組が参加。1回戦では勝俣&MAO組が高木&納谷組に、ササダンゴ&黒田組が大仁田&今成組に勝利した。だが、大仁田は、勝俣とMAOが乱入したことに不服を唱えて再戦を要求。爆破甲子園を共同でプロデュースする高木に「あんたに決定権があるだろう」と判断をゆだねると、高木は強権を発動して大仁田、今成、高木、納谷組と勝俣、MAO、ササダンゴ、黒田組が8人タッグで電流爆破マッチでの決勝戦を行うことを決めた。

 電流爆破バット3本と破壊力が通常の3倍という新兵器の電流爆破五寸釘Wブラシが用意された決勝戦のリング。大仁田は勝俣をリング上で机上パイルドライバーの餌食にするなどハッスルしたが、逆に勝俣に真っ二つになった机の破片で連打され、さらには爆破バットを被弾するが、なんとかカウント2で切り抜けた。

 リング上で自転車に乗った高木もMAOに電流爆破バットで攻撃されたが、とっさにウイリーを決めて前輪でガード。直撃を回避したものの、爆発の威力はすさまじく、ダメージを負ってしまった。

 そして、大仁田はササダンゴにコーナーへ追い込まれ、またも電流爆破バットを浴びる危機に陥ったが、今成が大仁田に覆いかぶさり、身代わりに被弾。怒りに燃える大仁田はイスでササダンゴをめった打ちにし、マスクもはぎ取る大暴れを見せると、最後は五寸釘Wブラシをボディーにたたき込んで爆殺した。

 栄冠を手にした大仁田は試合後、高木とササダンゴにクロちゃんとの決戦を要求。クロちゃんとは20年8月に自身8度目の引退をかけ、東京・としまえんでの路上電流爆破3対4ハンディキャップマッチで初対戦して直接勝利したが、同年12月の東京ソラマチでの再戦では逆にクロちゃんに爆殺され、再戦を要求していた。

 大仁田は高木を、「お前、2月にクロちゃんと再戦させると言ったな。今、何月だ」と問い詰めると、高木は「5月です…。緊急事態宣言がありましたので」と弁明。さらに大仁田は、クロちゃんと同じ松竹芸能に所属するササダンゴにもクロちゃん招へいを強要し、実現しなければ、「切腹します」と誓わせた。

 大仁田はインタビューでも高木に、「クロちゃん呼べよ。あんなお笑い芸人になめられてたまるか」と念押し。高木は「場所を用意します。これは約束します。電流爆破。大仁田さんとクロちゃんの最終決着戦のしかるべき場所を用意します」と明言し、2人の3度目の対戦が決定的となった。

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