寺地拳四朗、8度目防衛へ「圧倒的強さで勝つ」 WBC世界戦調印式
「ボクシング・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ」(24日、エディオンアリーナ大阪)
調印式が22日、大阪市内で行われ、8度目の防衛がかかる王者の寺地拳四朗と、勝てば長谷川穂積の35歳を上回る日本史上最高齢36歳での世界王座奪取となる挑戦者の久田哲也が静かに火花を散らし合った。
拳四朗は減量の影響のためか声にやや力がなかったが、「本当に勝つだけ。それだけが目標」と冷静にコメント。久田は元気そうな表情で「ボクが世界チャンピオンになる日はもうすぐという気持ち」と意気込んだ。
戦いのポイントを、拳四朗が「いつも通りの戦いができれば問題はない」と自信の表情で語ると、久田は「いつも通りにさせないことだけ」と不敵な笑み。最後は「圧倒的な強さで勝つ」と宣言した拳四朗に、久田が「チャンピオン以上に圧倒的な力で勝ちます」と応戦した。