新日本・EVIL、矢野をまた暗闇葬…KOPW2021戦「テメエはもう死んでいる」

 「プロレス・新日本」(13日、後楽園ホール)

 28日に鹿児島・西原商会アリーナで行われる「KOPW2021」争奪戦で保持者の矢野通に挑戦するEVILが、矢野に“先制攻撃”を食らわせた。

 同争奪戦は両者が持ち寄ったルールをファン投票で決めて争われる。EVILは矢野と対戦した3月16日のニュージャパンカップ準々決勝戦で場内を暗転させた間に背後に回ってEVILを繰り出す“暗黒殺法”で勝利して矢野を暗闇恐怖症に陥れており、試合開始から3分後に30秒間会場が暗闇となり、以降も3分毎に30秒間暗闇となる「ダークネスマッチ」と提案。矢野は4本の鉄柱にセットされた黒頭巾を相手に被せた場合のみ、ピンフォール、ギブアップ、場外カウント、KOカウント等の決着が有効となる「暗闇創造黒頭巾マッチ」を提案し、現在投票が行われている。

 この日、EVILが現れたのは矢野、棚橋弘至組を迎え撃った盟友ディック東郷、外道組の一戦の終盤。矢野が東郷に黒頭巾をかぶせたところ、またも場内が消灯して暗転、カメラマンのストロボで一瞬照らされた間にEVILが矢野にEVILを繰り出す姿が見えた。再び照明が点灯されると、黒頭巾をかぶされた東郷が矢野をフォールしており、レフェリーが3カウント。場外でほくそ笑んでいたEVILはリングに入ると、東郷の黒頭巾を外して矢野にかぶせ、ストンピングの雨を降らせて去っていった。

 “予行演習”に成功したEVILはバックステージで「矢野、テメエはよ、どっちのルールに転んでも闇から逃れることはできねえんだよ。つまり、テメエはもう死んでいるってことだ」と宣言。一方の矢野は黒頭巾をかぶされたまま現れると、うなされるかのように「ウァー!ウァー!」と叫びながら去っていった。

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