亀田興毅会長 弟・和毅メインに第1弾興行計画 注目のファイトマネーは?

 ボクシング「亀田3兄弟」の長男で元世界3階級王者の亀田興毅会長(34)が大阪市西成区に新設した「3150ファイトクラブ」のジム第1号選手となった弟で元世界2階級王者の亀田和毅(29)が9日、同ジムで練習を公開。兄とのタッグで年内の世界王座返り咲きを宣言した。

 興毅会長は「和毅のレベルが高すぎて、教えられることがない」とトレーナーを務めることはないと明言。自身はプロモーターとして興行の充実に全力を注ぐ。

 今春、和毅の復帰戦をメインに、大阪で第1弾興行を予定。ファイトマネーにも話題は及んだ。

 興毅会長は、和毅のような元世界王者がノンタイトル戦を行う際のファイトマネーは「100~200万じゃないですか」と現在の相場を推測する。ファイトマネーの代わりにチケット払いになる慣習もボクシング界には依然残っており、この状況を変えたいと訴える。「自分はチケットとかじゃなくてファイトマネーはファイトマネーとしてしっかり払ってあげるようなプロモーターになりたい」と力説する。

 夢は大きい。「和毅クラスになってくると、3桁じゃなくて4桁くらいのファイトマネーを払ってあげないと夢もないですよ」とノンタイトル戦でもファイトマネー1000万円が目標だ。ネット配信なども駆使しながら注目される興行を目指す。

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