新日本NJC・鈴木 初対決で本間を粉砕 IWGP世界ヘビー級「そろそろ獲りにいくぞ」

 鈴木みのる(右)にこけしを決める本間朋晃
 本間朋晃(左)にパイルドライバーを見舞う鈴木みのる
 本間朋晃(左)に強烈な張り手を見舞う鈴木みのる
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 「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館)

 IWGP世界ヘビー級初代王者の飯伏幸太に挑戦する権利を懸けた30人参加のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の1回戦3試合が行われ、鈴木みのるが本間朋晃を破って2回戦に進出した。

 鈴木は開始から張り手を激しく打ち合うなど本間に真っ向勝負を挑まれたが、古傷の首を集中攻撃して優位に試合を展開。だが、本間も多彩なヘッドバッドこけしなどで反撃して中盤からは一進一退の激闘に発展する。それでも鈴木は厳しい打撃と裸絞めでグロッギー状態に追い込み、ゴッチ式バイルドライバーをホンマクラッチで丸め込まれたところをカウント2で返し、再び繰り出したゴッチ式パイルドライバーを成功させて仕留めた。

 試合後は「いいねえ、殴るとか殴られるとか」と本間との戦いを振り返った鈴木。「ただよ、指くわえて平々凡々とこのニュージャパンカップに出ているわけじゃねえんだよ。お前らが言ったんだ。優勝者には新設されたIWGP世界(ヘビー級王座)への挑戦権を与えると。挑戦権どころか、IWGPはオレのもんだ。そろそろ獲りに行くぞ」と宣言した。

 敗れた本間は「負けたよ。負けたー!オレは何やってんだよ。このチャンスによ。肝心なところで勝てない自分自身が嫌になる」と悔しさいっぱい。それでも、「このままじゃ絶対終わらねえからな。絶対ここからはい上がってみせる。負けないよ、オレは」と巻き返しを誓った。

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