新日本NJC・内藤まさかの1回戦敗退!勝ったオーカーン「弱ーい。弱すぎる」
「プロレス・新日本」(4日、日本武道館)
優勝者がIWGP世界ヘビー級初代王者の飯伏幸太に挑戦する権利が与えられる30人参加のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」が開幕。1回戦2試合が行われ、前同ヘビー級・インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也が初出場のグレート-O-カーンに敗れる波乱が起こった。
内藤はパワーとテクニックを誇るオーカーンに古傷の左ヒザを激しく攻撃されてもん絶。それでも、雪崩式エスペランサ、コリエンド式デスティーノなどの大技で反撃して追い込み、正調デスティーノを繰り出そうとしたが、オーカーンに力ずくで食い止められてしまう。そこから体を一回転させられるほど強烈なラリアットをたたき込まれると、ダメージを負った左ヒザを変型のヒザ十字固めで長時間捕らえられ、レフェリーストップ負けとなった。
優勝候補を破ったオーカーンは「弱ーい。弱すぎる。これじゃあヤングライオン(新日本の若手)に勝ったのと変わらないじゃねえか。まず、軽ーい」と余裕の憎まれ口。「新日本侵略4カ月か。いつになったらヤングライオン以外を殺りくできるんだろうなあ、内藤坊や。そうそう、リベンジをしたかったら、ちゃーんと頭を、床に、こすりつけてからにしろよ」と、挑発的に呼び掛けた。一方、ダメージの大きい内藤はノーコメントだった。