6年ぶり参戦の高橋奈七永 渡辺桃粉砕「スターダム、こんなもんかってことですよ」

 渡辺桃(左)を攻める高橋奈七永=日本武道館
 渡辺桃(下)を攻める高橋奈七永=日本武道館
 ロッシー小川氏(右)を挑発する高橋奈七永=日本武道館
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 「プロレス・スターダム」(3日、日本武道館)

 創立10周年のスターダムが初の、女子プロレスでは24年ぶり11回目の日本武道館大会を開催。スターダム旗揚げメンバーで、現在はSEAdLINNNGを率いる高橋奈七永が6年ぶりに参戦し、渡辺桃とのシングルマッチで勝利した。

 高橋は20年12月後輩の世志琥とともにスターダムの会場に現れて宣戦布告。2月10日にはSEAdLINNNGの興行で渡辺とタッグで対戦して勝利している。42歳の高橋は20歳の渡辺と張り手合戦や髪をつかみ合うなど激しい攻防を展開。渡辺はBドライバー、高橋は冷蔵庫爆弾など大技を飛び交わせた末、最後は高橋がワンセコンドEXで粘る渡辺を葬った。

 試合後、高橋は「私なりに盛大にお祝いさせていただきました。渡辺桃を目覚めさせること、それが私の課題だったと思うんですけど、前回SEAdLINNNGで当たったときより数倍よかったですね。出し惜しみすんなって。一回一回、その瞬間で終わるかも知れないんだ、私たちの命は。だからやってんだよ、プロレスを。もっと生きたくて、輝きたくてやってんだろ」と渡辺を手荒く評価。

 続けて「今日はいいケリもらったし満足だけど、せっかく売りにきたケンカ、このまま終わっちゃうのか分かんないけど、この結果に納得いかないヤツはいるのかな。プロレスラーとして、次向かってきてくれるヤツがいることを願います。スターダム、こんなもんかってことですよ」と挑発しながら対戦相手を募集した。

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