「プロレス・スターダム」（３日、日本武道館）

　創立１０周年のスターダムが初の、女子プロレスでは２４年ぶり１１回目の日本武道館大会を開催。タッグ王座のゴッデス・オブ・スターダム選手権試合はドンナ・デル・モンドの王者ひめか、舞華組が大江戸隊の刀羅ナツコ、鹿島沙希組を破って初防衛に成功した。

　王者組はひめかのパワー殺法、舞華の柔道殺法で攻め込めば大江戸隊も鹿島がダイビングダブルフットスタンプ、刀羅がフロッグスプラッシュからの昇天をたたみかけるなど好連係を見せて応戦。だが、最後は王者組がサンドイッチラリアットのクロスボンバー連発で鹿島を追い込み、最後は舞華が師匠ＴＡＫＡみちのく直伝のみちのくドライバーＩＩで仕留めた。

　試合後、ひめかは「記念すべき日本武道館にゴッデスの王者として勝つことができてよかったです」と満足顔。舞華は「まだまだ私たちには出していない技があるので、次防衛するとき、お出しできたら、と思っています」と新技の存在を明かした。