新日本・ホワイト、石井から初勝利 NJC初出場か帰国か

 「プロレス・新日本」(27日、大阪城ホール)

 ジェイ・ホワイトが石井智宏からシングル戦初勝利を挙げた。

 ホワイトは1月5日にIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王者の飯伏幸太に挑戦して敗れた後に「やめてやる」などと発言し、1月6日の大会を最後に一時戦列を離れていたが、2月1日に復帰。20年のG1クライマックスで自身の優勝決定戦進出を阻んだ石井に宣戦布告していた。

 戦いは、ホワイトがセコンド外道の介入など利用した悪のインサイドワークで石井をほんろう。さらに、石井の左わき腹を場外の鉄柵へたたき付けて大ダメージを与え、デスバレーボム、SSSなどで猛攻を加えた。

 しかし、怒りに燃える石井も左わき腹の痛みに耐えながら雪崩式ブレーンバスター、パワーボムなどで猛反撃。最後は2人が目まぐるしい得意技の読み合いを繰り広げた末に、ホワイトが石井が放ったラリアットをブロック、追撃のラリアットもかわすと、電光石火のブレードランナーを繰り出して3カウントを奪った。

 石井からの初勝利にホワイトはバックステージで「気分は最高だ。ようやくアイツに借りを返すことができた。石井はプロレス界一タフな選手だと言われているが、オレは宣言通り倒した。アイツはオレにとって踏み台でしかない」と大喜び。続けて、「石井にケリをつけたところで、オレが次に目指すのは…、もうすぐニュージャパンカップ開幕だろ。とうとうこのオレもニュージャパンカップデビューか。どうしようかな。出場はやめて国に帰ろうかな」と、5日に開幕するシングル戦トーナメント初出場への意欲を示しつつ、ニュージーランド帰国も示唆した。

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