新日本・天山“敗者モンゴリアン封印戦”受諾!小島はオスプレイとノーDQ戦
「プロレス・新日本」(25日、後楽園ホール)
抗争が激化している“テンコジ”天山広吉、小島聡組と“ユナイテッド・エンパイア”(UE)のウィル・オスプレイ、グレート‐O‐カーン組の対戦は前日に続いてノーコンテストとなった。
UEはリング下の鉄階段を蹴飛ばし、テンコジはパイプイスをリングに投げ入れるなど両軍は入場から大荒れ。だが、オスプレイのガールフレンド、ビー・プレストリーがテンコジ2人の股間を攻撃すると、UEは猛攻撃を加える。
さらにオスプレイはリング内にテーブルを設置し、小島をテーブルにたたき付けようとするが、小島はコジコジカッターで切り返す。そして、天山がオーカーンとのモンゴリアンチョップの打ち合いを制し、逆にテーブルの餌食にしようとしたが、怒りのあまり制止に入ったレフェリーに暴行してしまい、戦いはわずか2分25秒でノーコンテストとなった。
試合後、興奮状態のオスプレイは場外でマイクを持ち、30日の愛知県体育館大会で一騎打ちする小島にノーDQ(反則裁定なし)戦を要求。小島は「ノーDQって何だよ。反則もいらないってことか。当たり前じゃねえかよ、バカヤロー」と絶叫し、その場で受諾した。
インタビューでも小島は「ノーDQだ?テメエらが口にしていい言葉じゃないだろう。テメエらがやってんだろ。反則?いらねえよ。なんだっていいぞ。お前なんか絶対ぶちのめしてやるから」と、再度ノーDQ戦受諾を宣言。一方、驚異的な空中殺法の使い手であるオスプレイは「小島が受けてくれてよかったぜ。このノーDQマッチで、オレはもうただのハイフライヤーではないと世間に分からせてやる。オレは14歳からイギリスの路上でプロレスをしていたんだ。俺の腕や背中にはデスマッチの古傷が刻まれている。マジで小島の首をぶちのめしてやる」と勝利に自信を示した。
また、天山は、同大会で一騎打ちするオーカーンが24日の深夜に文書で“敗者モンゴリアンチョップ封印マッチ”を要求したこと受けて、「ふざけんな。お前が言うことちゃうやろ。オレの技なんや!」と怒りを爆発させながらも、「なんでもやってやるよ。かまへんよ。お前を血の海に染めて、ぶちのめして、終わりや。バカたれが!アホ」と受諾。オーカーンは天山をこき下ろしながら、「テメエが何と言おうと決定だ」と宣言した。