新日本・内藤“宣戦布告”の本間に雪辱「辻陽太の背中は遠くなった」

本間朋晃(下)を攻める内藤哲也=後楽園ホール
本間朋晃(中)を高橋ヒロム(左)とキックを決める内藤哲也=後楽園ホール
本間朋晃(下)の顔面を蹴り上げる内藤哲也=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(24日、後楽園ホール)

 “抗争相手募集中”の内藤哲也が、宣戦布告してきた本間朋晃から雪辱の勝利を挙げた。本間以外にグレート‐O‐カーン、辻陽太からも対戦を希望されている内藤は、本間にタッグ戦で2度も直接勝利して「論外」と斬り捨てていたが、前日の10人タッグイリミネーションマッチで本間にオーバーザトップロープでまさかの敗北。試合後には「(相手候補の)単独2位に浮上」と本間の評価を改めていた。

 この日、内藤は高橋ヒロムと組んで本間、SHO組と激突。前日の勝利で意気上がる本間と打撃戦を繰り広げるなど激しくやり合い、最後は一騎打ち状態に突入。本間得意のダイビングヘッドバッドこけし連発に追い込まれたものの、最後はヒロムのトラースキックのアシストを受けて、電光石火のジャックナイフ式エビ固めで逆転の3カウントを奪った。

 内藤は「オレを倒して単独2位に浮上した本間、今日も勝てば単独首位もあり得たんだけどね。今日の負けで単独首位を走る辻陽太の背中はだいぶ遠くなってしまったんじゃないの」と話しながらも、「本間の動きはよかったね。気迫も感じられたよ」と、この日の戦いぶりを評価。「でも、よく考えてくださいよ。本間を引き出したのは誰ですか。誰のおかげでここまでの本間をリング上でみなさまにお見せすることができたのか。本間自身が一番よく分かってるでしょ。オレに感謝しろよ」と上から目線で挑発した。

 一方の本間は敗れたものの「オレはこのままでは終わんねえぞ。また論外か。論外なんて呼ばせないから」と前を向き、「またオレが順位下がってオーカーンと同率2位か。このシリーズはまだまだある。オレは絶対一番上に登り詰めてお前とやる。お前とやって勝つ。それだけだ」と、内藤戦実現へ執念を燃やした。

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