新日本・鷹木が熱血アピール「客が少なかろうが戦うしかねえんだ!」

 「プロレス・新日本」(19日、後楽園ホール)

 1月30日に棚橋弘至の挑戦を受けるNEVER無差別級王者の鷹木信悟が6人タッグの前哨戦で勝利し、リング上での“熱血公開説教”で棚橋を挑発した。

 鷹木は高橋ヒロム、BUSHIと組んで棚橋、SHO、マスター・ワト組と激突し、場外での鉄柵攻撃や棚橋の得意技ドラゴンスクリューを繰り出すなど、棚橋を執ように攻撃。最後は棚橋をパンピングボンバーで排除してワトとの一騎打ちに持ち込むと、ワトの竜巻旋風脚を捕らえてラスト・オブ・ザ・ドラゴンにつないで自ら3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った鷹木はリング上で棚橋を見下ろしながら、「お前にちょっと話があるんだ。やっぱりオレは、お前のことが気に食わねえようだ。なぜか分かるか。お前からはNEVERに対して、そしてオレに対しての思いがこれっぽっちも感じねえんだよ。中途半端な思いでNEVERをやるんだったら二度とタイトルマッチができねえ体にしてやる」と厳しい言葉で説教。「逸材ともあろう男が再起をかける?小さいこと言ってんじゃねえ。お前だったら進退をかけるつもりで挑んでこい」と要求した。

 この日の大会は470人をさみしい客入り。396人だった前日には棚橋が「今は我慢して悲しみも、苦しみも、悔しさも全部エネルギーに変えていきます」と涙声でマイクアピールを行っていた。だが、この日の鷹木はファンに向かって「オレは棚橋みたいな陰気くさいことは言わないからな。プロレス17年目だが、客を入れての後楽園でこんなに(観衆が)少ないところで試合をするのは初めてだ。だがよ、客が少なかろうが、見に来てくれる客がいる。配信を見ているファンがいる。そして、対戦相手がいる。だったら、プロレスラーは戦うしかねえんだよ」と熱血アピール。これにはパートナーのヒロムとBUSHIも思わず拍手を送った。

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