スターダム・ジュリアがV5 瓦割り攻撃、チェーン絞首刑で刀羅撃破「まだまだ防衛」

刀羅ナツコ(下)を攻めるジュリア=後楽園ホール
刀羅ナツコ(左)を攻めるジュリア=後楽園ホール
ベルトを防衛したジュリア=後楽園ホール
3枚

 「プロレス・スターダム」(17日、後楽園ホール)

 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合が行われ、王者のジュリアが挑戦者の刀羅ナツコを破り、5度目の防衛に成功した。

 刀羅の要求をジュリアが受け入れて反則裁定なしのノーDQマッチで行われた一戦。ジュリアが瓦6枚を刀羅の体に乗せて5枚をたたき割れば、刀羅もイス、チェーンなどを用いて攻撃するなど凶器が飛び交う大乱戦に発展した。

 そして終盤、ジュリアは刀羅のセコンド陣の介入を受け、テーブルに乗せられて刀羅のダイビングボディープレスを被弾。それでも反撃するが、今度はパウダーを投げつけられダイビングギロチンドロップ、旋回式変型サイドバスター摩利支天を浴びる大ピンチに陥り、セコンド朱里がレフェリーのカウントを妨害して命拾いする。

 さらにジュリアはチェーンを手に巻き付けた刀羅に殴打されそうになるがキックで迎撃。奪い取ったチェーンで刀羅を絞首刑状態にし、最後はグロリアスドライバーでトドメを刺した。

 試合後、ジュリアはダメージのあまり横たわったままマイクを持つと、「ナツコ、生きてるか。お前、マジで最高にぶっ飛んでて、最高にクレイジーな女だな。こんな凶器使わなくたって、お前、強えよ」と刀羅の実力を評価し、「もうチェーンはやめたら。危ないから。またいつかシングルやろうね」と呼び掛けた。そして、今後について「まだまだ防衛したい。次の防衛戦は2月にここ後楽園でやるんで。また相手を探そうと思います」と語った。

 インタビューでは「5度目の防衛、たまにはこういう試合があってもいいんじゃないかなって。いろいろ意見はあると思うけど、年に1回か、また機会があればやりたい。今日やってみて嫌いじゃない」と初体験のノーDQマッチを否定せず。刀羅へ向けて、「私は反則使えばいいと思う。ただ、チェーンは危ないからやめとけって。使わなくても十分やれるんじゃないですか」と再度呼び掛けた。

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