ボクシングは興行自粛を推奨 開催なら原則無観客、有観客は午後8時終了
日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は8日、オンラインで新型ウイルス対策連絡協議会を開き、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に緊急事態宣言が発令されたことを受けて、宣言の対象地区におけるボクシング興行の自粛を推奨することなどを決めた。
宣言にはイベントの自粛要請はないことから、主催者が開催を希望する場合は、医療機関の確保を前提に無観客を原則、有観客の場合は午後8時までの終了を条件とする。宣言の内容が変われば即時対応していく。
すでに予定されている興行にも条件に従うことを求め、直近の14日の興行は有観客で、午後8時終了で開催される。JBCの安河内剛本部事務局長は「現実的にこれから興行をやっていくのは、プロモーターの負担は大きいと思う」と話した。
また、ジム運営については宣言にある20時以降の外出自粛を基本とし、各自治体の要請に応じていく指針を固めた。