全日本・諏訪魔が青柳優に雪辱のV4 次期挑戦者に芦野指名「お客さんの前でもう1回」

 「プロレス・全日本」(3日、後楽園ホール)

 2021 NEW YEAR WARSが行われ、王者の諏訪魔が青柳優馬の挑戦を退けて4度目の防衛に成功した。前日、青柳優に新必殺技エンドゲームでレフェリーストップ負けし、世界タッグ王座を失った雪辱に燃える諏訪魔。史上最年少25歳2カ月での戴冠で5冠を狙う青柳優にパワフルで厳しい攻撃を加え、またもエンドゲームで失神寸前に追い込まれるも、最後はバックドロップ3発をたたみ掛けて葬った。

 試合後は青柳優の健闘をたたえ、昨年6月の無観客試合で行われた防衛戦で破った芦野祥太郎を「お客さんのいる前でもう1回やろうじゃないか」と次期挑戦者に指名。芦野も「全日本プロレスに参戦している理由、それはそのベルトを獲ることだけ。お願いします」と快諾し、再戦は決定的となった。

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