復活勝利の朝倉未来、21年は格闘技に“本腰”宣言「世界と戦えるように」

 「RIZIN.26」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 ユーチューバーとしても人気を誇る朝倉未来(28)=トライフォース赤坂=が、前DEEPフェザー級王者の弥益“ドミネーター”聡志(30)=teamSOS=と対戦し、1回4分20秒KO勝利を収めた。

 1回終了間際、朝倉は左ストレートでぐらつかせると即座に左のハイキックを顔面にたたき込み、右フックで崩すと、倒れた相手に左拳を落としたところで勝負がついた。

 11月はフェザー級王座戦で斎藤裕(パラエストラ小岩)に判定負けし、RIZIN初黒星を喫した朝倉。わずか1カ月での再起戦で復活勝利を飾り、リング上では「前回の判定負けで期待を裏切ってすいませんでした。来年からもっと真剣に格闘技に向き合って、新しい朝倉未来を見せたいと思います」と宣言した。

 インタビュールームでも「格闘技に対しての覚悟が足りなくて11月は負けてしまった」と改めて振り返り、「今回は短い期間だったが、気持ちをつくってリスクを背負って攻められた」と自賛。近年はカウンター狙いの冷静なファイトスタイルとなっていたが、「試合の中で保守的になっていた。今日はリスクもあるけど、自分からの仕掛けが大事だと。11月から肉体的には全く強くなってないが、精神面で2段階くらい強くなった感じがある」とうなずいた。

 ユーチューバーとしても登録者数160万人を超える朝倉だが、2021年はこれまで以上に格闘技と本気で向き合うと宣言。「弟(朝倉海)のようにフィジカルトレーニングもして、日本を代表して世界と戦えるようにしたい」とレベルアップを誓った。

 次戦については「斎藤選手ととにかくリベンジマッチをしたい。正直、負ける気がしない。早くやりたいです」と雪辱への意欲を燃やした。

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