拳四朗“泥酔不祥事”JBCに謝罪 19日久田とのV8戦は中止に

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(28)=BMB=と、父で所属ジム会長の永氏(56)が2日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)を訪れ、7月に泥酔状態で都内のマンションの敷地に立ち入って住人の車を破損させた問題(11月25日に示談成立)についての報告と謝罪を行った。

 取材に応じた永会長は「厳しい処分が下されるかもしれないのは覚悟している」と話し、拳四朗は「JBCの判断を待ちます。被害者に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と反省しきり。JBCは週明けにも倫理委員会を開き、処分を決定。JBCの安河内剛事務局長は「事件化されていないのでどういう評価をするかはしっかりと見極めないといけない」との考えを示した。

 この問題を受けて、19日にエディオンアリーナ大阪で予定していた同級1位の久田哲也(36)=ハラダ=との8度目の防衛戦を中止したことを、主催者の真正ジムが発表した。

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