「ＲＩＺＩＮ．２６」（３１日、さいたまス-パーアリーナ）

　カード発表会見が２日、都内で開かれ、榊原信行ＣＥＯが、参戦オファーを出しているプロ野球の阪神、日本ハム、米大リーグでプレーした新庄剛志氏（４８）と８日にも交渉する意向を明かした。

　新庄氏はプロ野球復帰を目指して７日の合同トライアウトを受験する予定。榊原ＣＥＯによれば、新庄氏は「プロ野球に戻れずにＲＩＺＩＮに出るのはカッコ悪い。返り咲いた上で大みそかに出る」との考えを持っているという。「（復帰は）厳しいだろうね」と話しつつも、「（トライアウトの）結果が出たところで、８日、９日あたりに打ち合わせをしたい」と語った。

　榊原ＣＥＯは、今大会のテレビ中継の目標視聴率を１０％超に設定しており、「新庄が出られると数字を取る上で大きな秘密兵器になる」と期待。また、今季でプロ野球を引退した阪神の藤川球児氏にも参戦オファーすることを明言していたが、「本人にまったくその気がないようです」と、断念したことも明かした。