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高山勝成の4年ぶりプロ復帰戦、相手選手コロナで中止 ライセンス年齢制限も延長

 プロボクシングの元世界ミニマム級4団体制覇王者で、アマチュアで東京五輪を目指した高山勝成(37)=寝屋川石田=の4年ぶりプロ復帰戦が試合当日の23日、急きょ中止になった。兵庫県の三田市総合文化センターでライトフライ級6回戦を行う予定だったが、対戦相手のWBC同級11位の小西伶弥(27)=サンライズ=に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が出たため。日本ボクシングコミッション(JBC)はコロナ禍の状況悪化を受け、対策を強める意向を示した。

 4年3カ月ぶりのプロのリングが当日に消えた。高山はリング上で来場者に向けて「とても残念だが、次に向けて突き進みたい」とあいさつ。「今回のことはプラスに捉え、2試合分のエネルギーを次の戦いにつぎ込む」と必死に前を向いた。37歳というライセンスの年齢制限も、不可抗力の中止のため延長されることになった。

 JBCの安河内剛事務局長は、今回の中止について「小西選手は1週間前にPCR検査を受けて陰性だったものが、昨日の検査で陽性になった」と説明。プロボクシング界ではJBCと日本プロボクシング協会が協力してコロナ禍に対応してきたが、状況は悪化している。今月3日に予定されていたWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(ワタナベ)の防衛戦は本人らの感染で前日に中止となった。また、兵庫県内のジムでは10人以上のクラスターが発生。同事務局長は「無観客や興行自体の自粛などあらゆる選択肢を考える段階」と危機感を口にした。26日の新型コロナ対策小委員会、12月1日の同連絡協議会で対策の強化が話し合われる見込みだ。

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