新格闘技イベント「ＭＥＧＡ２０２１」（来年２月２８日・東京ドーム）の会見が１６日、横浜市内で開かれ、プロボクシング元世界５階級制覇王者フロイド・メイウェザー（４３）＝米国＝の出場が発表された。相手は未定で、主催のＭＥＧＡ製作委員会は日本人から選ぶ考えを示した。

　日本での試合は１８年１２月３１日に総合格闘技ＲＩＺＩＮで“キックボクシング界の神童”那須川天心（ＴＡＲＧＥＴ／Ｃｙｇａｍｅｓ）とボクシングルールのエキシビション戦で１回ＴＫＯ勝ちして以来２度目のメイウェザー。米国からオンラインで会見に参加し、相手について「現在は見当がつかない。日本のファンに楽しんでもらえるようなことをやりに行く」と話した。

　司会からＷＢＡ・ＩＢＦ世界バンタム級統一王者の井上尚弥（大橋）との対戦を問われると、「詳しく知らないが、彼とやるならば研究して準備を進める」と返答。そして、那須川戦に触れ、「前回、日本でやったときはそこまで練習をせず、体もだらしなかったが、今回はしっかりと仕上げて行きたい」と宣言した。