WBA京口「申し訳ない気持ち」 コロナ陽性で世界戦中止
自身の新型コロナ感染により世界戦が中止となった世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人が14日、オンラインで記者会見し「たくさんの方にご迷惑をお掛けした。相手にも申し訳ない気持ちでいっぱい」と話し、頭を下げた。3日に予定された試合は海外選手を招いた国内初の世界戦として注目されていた。
26歳の京口は黒のスーツ姿で神妙な表情。試合前日の検査でトレーナーとともに陽性が判明し「いろんなものが崩れ落ちた気持ち」と振り返った。
タノンサック・シムシーとの試合を年内に再び組む計画について、所属ジムの渡辺均会長は「慎重に考えたい」と述べた。