Sタイガーが「男の中の男」佐藤耕平撃破!“野獣”藤田から12・17王座奪回だ
「プロレス・リアルジャパン」(9日、神田明神ホール)
団体のエースであるスーパー・タイガーがZERO1を退団してフリーとなった佐藤耕平に勝利。12月17日に後楽園ホールで開催予定の次回大会で、“野獣”藤田和之に奪われたレジェンド・チャンピオンシップ奪回に挑むことを表明した。
佐藤とは過去1勝1敗のスーパー。だが、この日は身長193センチ、体重115キロの巨体を誇り、総合格闘技経験もある佐藤の鋭く重い打撃とグラウンド、そして場外ラフファイトに圧倒された。終盤にはファルコンアロー、エルボーの連打を浴び、豪快なパイルドライバーでマットにたたきつけられるピンチに陥ったが脱出。竜巻蹴りでチャンスをつかみ、最後はアームロック式チョークスリーパーでレフェリーストップに追い込んだ。
マイクを持ったスーパーは「佐藤耕平、本当に厳しいストロングスタイルを持っている、数少ない昭和のレスラーです」と健闘を称賛。続けて、「男の中の男を倒した以上、ここで挑まなきゃいけない相手、みなさん、分かりますよね。我々のベルトを持ち帰ったあの野獣、藤田和之、12月、後楽園ホールで必ず倒してやるから待ってろよ」と、昨年9月に奪われた王座を取り返すことをファンに誓った。