井上尚弥にKO負けのモロニーは8位に急落 WBAが最新ランキング発表

 WBA(世界ボクシング協会、本部=パナマ市)が2日までに最新の世界ランキングを発表。10月31日(日本時間11月1日)に米国ラスベガスで開催されたWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチで統一王者の井上尚弥(27)=大橋=に7回KO負けしたジェーソン・モロニー(29)=オーストラリア=は2位から8位にランクダウンした。

 WBA2位、IBF4位のランキングで井上に挑んだモロニーは、圧倒的不利の予想の中、果敢に戦ったが、6回に左フックで最初のダウンを奪われ、7回終了間際に右ストレートのカウンターでKOされた。この試合の結果が反映されたWBA最新ランキングでは8位となった。

 モロニーは試合翌日にインスタグラムを更新。初のKO負けという現実にショックを受けながらも「自分自身を誇りに思う。今より絶対に強くなって戻ってくる。そして必ず世界王者になる」と再起を表明している。

 最新ランキングで1位はレイマート・カバリョ(フィリピン)で変わらず。元スーパー王者のラウシー・ウォーレン(米国)が2位に浮上した。日本選手関連では9位に比嘉大吾(Ambition)がランクされている。

 IBF王座も持つ井上はWBAではスーパー王者に君臨し、レギュラー王者にギジェルモ・リゴンドー(キューバ)が就いている。リゴンドーは自身のツイッターを通じて、「お前が次に戦いたくない相手が誰なのか皆が知っている」と井上に対戦をアピールしている。

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