王者・京口、計量一発パス!V3へ「完勝するのが一番」挑戦者は「オレは絶対勝つ」

 「ボクシング・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ」(3日、インテックス大阪)

 前日計量(上限48・9キロ)が2日、大阪市内で行われ、3度目の防衛戦となる王者の京口紘人(26)=ワタナベ=は48・8キロ、挑戦者の同級10位タノンサック・シムシー(20)=タイ=は48・7キロでともに1回目でパスした。

 新型コロナウイルス感染拡大後では世界で初めて海外から選手を招いて有観客で行う世界戦として注目される一戦。計量に先立って行われた調印式で、京口はコロナ禍での調整の難しさにも「全ボクサー同じ条件と言えるので、そこに関して不安はない」と強調し、減量についても「最後の方はスムーズに落ちたと思うので、何とかいけました」と話した。

 「完勝するのが一番のテーマ」とし、「自分のボクシングが出来れば結果はついてくる」と勝利に自信。この試合が自身のユーチューブチャンネルで生配信されることに、「国内で初めて世界戦をユーチューブで生配信されるのはすごい楽しみ。(目標にする視聴者の)数字は分からないですけど注目してもらいたい」と意欲を示した。

 また、前日には親交のあるWBA・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)がボクシングの聖地である米ラスベガスでデビューし、鮮やかなKO勝利を収めたことには、「日本で今一番勢いのある、世界的に注目されている偉大なボクサー。同級生なので、すごい刺激をもらっている。いい流れで行きたい」と話した。

 一方のタノンサックは10月7日に来日し、2週間の隔離生活を強いられたことに「減量は全然問題ない。14日ずっと部屋の中で練習はホンマに大変ですよ。キツいですよ」と話しながらも、「14日後、(日本の拠点)グリーンツダ(ジム)の友達と練習したら、調子はいい感じになった」とアピール。「オレは絶対最後まで頑張る。絶対勝ちますよ。必ず世界チャンピオンになる」と勝利を誓った。

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