米ラスベガスで１０月３１日（日本時間１１月１日）にＷＢＡ世界バンタム級２位・ＩＢＦ同級４位ジェーソン・モロニー（２９）＝豪州＝との防衛戦を行うため米国に滞在中のＷＢＡ・ＩＢＦ世界同級統一王者の井上尚弥（２７）＝大橋＝が２４日（日本時間２５日）、契約するトップランク社のラスベガスにあるジムで練習を行った。同行している弟の元ＷＢＣ世界バンタム級暫定王者の拓真（２４）＝大橋＝と、いとこで前日本・ＷＢＯアジアパシフィック・スーパーライト級王者の井上浩樹さん（２８）が大橋ジムを通じて尚弥の現状について語った。

　２人とも、尚弥が普段通りに落ち着いていることを強調。浩樹さんが「日本で３人で遊んでいるときと変わらずリラックスしている」と話せば、拓真は「気晴らしにゲームをやったり、ユーチューブのお笑い動画を見ている」と説明した。

　ピリピリムードも、２人は「３人でいるときはない。練習に入ると、って感じで、部屋にいるときはリラックスしてくれているていると思う」という。最後は２人で、尚弥にとって気晴らしの存在に「なっていると思う」と話した。