GLEATプレ旗揚げ戦・船木が田村氏の弟子に激勝!「令和にUWF。うれしい」

 「プロレス・GLEAT」(15日、後楽園ホール)

 元ノアの親会社リデットエンターテインメントが立ち上げた新団体のプレ旗揚げ戦が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため入場者数が制限された中、612人の観衆を集めて開催された。

 役員には元新日本プロレスの長州力、元WRESTLE-1のカズ・ハヤシ、東京愚連隊のNOSAWA論外、元UWFの田村潔司氏が名を連ね、それぞれの世界観が表現されたUWFルール2試合、プロレスルール3試合をラインアップ。船木誠勝(フリー)、田中稔(フリー)組-伊藤貴則、大久保一樹組戦はUWFルールで行われた。

 元UWFの船木は裏拳、浴びせ蹴りなどの厳しい攻撃を披露し、田村氏が育成している伊藤にミドルキックでダウンを奪われながらも、最後はカウンターの掌打からの裸絞めで勝利。試合後は「(UWFルールは)久しぶりだよね。勝手が違うけど。試合って感じだよね。自分たちの技術の試し合い」と振り返り、UWFの流れをくむ藤原組出身の田中も「ずっとUWFスタイルをやっていたはずなんですけど、間が開きすぎて、こんな疲れる、いろんなとこが痛いスタイルだっけ。でも心地いい痛み、疲れでした」と充実感をにじませた。

 そして、船木は「伊藤らが)Uスタイルを継承しているのうれしい。田村がいるから、それができたんだなと。長州さんがいるのにUスタイルを持ってきて、押し通して、若手にやらせた。田村しかできない」と、伊藤とエグゼクティブディレクターを務める田村氏を評価。「伊藤選手がどう育って行くか。もしかしたら異種格闘技戦とか経験するかもしれない。平成が終わって、令和にUWF。1人いればいい。そこから2人3人出てきますから。今日はそういう意味でうれしかった」と、UWFスタイルの復活に期待を膨らませた。

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