全日本・不協和音の暴走大巨人「負けたら解散」芦野&羆嵐と24日に世界タッグ

 全日本プロレスは6日、都内で会見を開き、24日の後楽園ホール大会で世界タッグ王者の“暴走大巨人”諏訪魔、石川修司組にアンファンテリブルの芦野祥太郎、羆嵐組が挑戦することを発表した。

 前日の後楽園ホール大会で、6人タッグ戦ながら暴走大巨人に勝利した芦野と羆嵐が挑戦を要求したことで実現した一戦。暴走大巨人はその試合で誤爆から小競り合いを演じ、試合後も口論するなど不協和音を響かせていた。

 そして、4度目の防衛戦が決まった暴走大巨人はこの日も不協和音を響かせた。諏訪魔が「横にいるパートナーが『しっかりしろ』と言うわけですが、オレだってしっかりしてますよ。笑ってんでしょ、また」と問いかけると、石川は「笑ってないですよ。真面目ですよ」と否定。いら立つ諏訪魔は「笑ってるじゃん。オレのことバカにしてんだろ」と詰め寄ると、石川は「(三冠ヘビー級王座と2冠王座である世界タッグの)5冠王なんだから、しっかりせえってことですよ。どっしり構えてくれと。1発誤爆したぐらいでガタガタ言って、小っちゃい小っちゃい。ボクは怒ってないですよ」と冷静に指摘するなど、長々と口論を続けた。

 そして、諏訪魔は「いつまでもケンカばっかしてもしょうがない。要は、負けたら暴走大巨人は解散する」と一方的に宣言。「なんですか、突然。オレは聞いてないよ」と笑いをこらえながら問いただす石川に、「お前が笑ってんだろ。ホント、もう無理だね」とあきれ顔で吐き捨てた。

 この光景を目の前で見た羆嵐は「もう勝ったようなもんだな」とニヤリ。同王座を4度戴冠した名タッグは終焉を迎えるのだろうか。

 また、24日の後楽園ホール大会で、王者のイザナギ、ゼウス組にライジングHAYATO、フランシスコ・アキラ組が挑戦するアジアタッグ選手権試合、王者の岩本煌史に青柳亮生が挑戦する世界ジュニアヘビー級選手権試合が行われることも発表された。

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