全日本・CC優勝ゼウスが10・17地元大阪で諏訪魔の三冠挑戦「最高の舞台、最高の相手」

 全日本プロレスは6日、都内で会見を開き、5日にチャンピオン・カーニバル(CC)を全勝で初優勝したゼウスが、17日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で三冠ヘビー級王者の諏訪魔に挑戦することを発表した。

 前日に優勝を決めた後に2度目の同王座奪取に狙いを定めたゼウスは、この日も「昨日は勝った喜びに浸らせていただきましたが、今朝起きたときから気が引き締まる状態で、さあ次は三冠や、絶対獲ろうと、それしか考えてないです」と改めてアピール。「地元大阪で諏訪魔さんと、最高の舞台で、最高の相手と、最高のベルトをかけた試合ができるということで本当に気合が入っています。大阪のボクのファンのみなさん、たくさん来て下さるので、こういうコロナの時期なので、必ずベルトを獲って、喜んで帰っていただきたい」と意気込みを示した。

 一方、3度目の防衛戦となる諏訪魔は、「今度の3冠戦は、ボクにとっても厳しい戦いになるのかなと思っています。昨日の(CC)決勝戦を見ても、ゼウス選手の勢いをひしひしと感じます。戦う場所が大阪ということで完全にアウェーの試合になるので、オレも動揺することなく、いつも通りの戦いをやれるよう心がけていきたいなと思っています」と苦戦を覚悟。また、この日には芦野祥太郎、羆嵐組との世界タッグ王座4度目の防衛戦も決定し、負ければ相棒の石川修司との“暴走大巨人”解散することを宣言しており、「相方とはいろいろあるけど、オレ自身のテーマでもある5冠(三冠ヘビー級王座と2冠王座である世界タッグ)を守る。5冠王としての責任を果たす。必ず勝ちたいと思います」と静かに闘志を燃やした。

 また、CCではゼウスの新技フェースロックで敗れたことから、「非常に危ない技だと思いました。まったく対策を練らないで戦って、それだったらアゴを砕かれるぐらいの危ない技ですよ。今回もポイントになるんじゃないかと思いますね」と警戒。先日にツイッターで「オレが限界に来ていると言う声が聞こえてきた」とつぶやいたことについて問われると、「今43(歳)で、全盛期って言ってますから。全盛期に負けがかぶさってくると、限界が来てるのかなとも思いますよね。でも、常に限界と背中合わせで、ダメかな、ダメかな、もうちょっといけるか、という気持ちでやってきていますから。今回も限界を乗り越えて行くつもりで戦いたい。証明したい。全盛期はまだまだ先にあることを」と力説した。

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