「ボクシング・8回戦」(2日、後楽園ホール)
日本ライトフライ級13位の岩田翔吉がA級初戦をTKOで制し、デビュー5連勝を飾った。1回、成塚亮の深い懐に飛び込んでの右フックでダウンを奪い、その後も鋭い踏み込みからのパンチを突き刺して優位に試合を展開。7回、偶然のバッティングで左目上から出血した相手に連打を浴びせてストップを呼んだ。
高校時代には世界3階級制覇王者の田中恒成(畑中)、前WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真(大橋)を破っている軽量級のホープは、この試合でセコンドデビューした元世界2階級制覇王者の粟生隆寛氏に白星をプレゼントした。