全日本CC“5冠王”諏訪魔がまさかの敗退「恥ずかしい話だよ」

諏訪魔(右)の腕を攻めるゼウス=後楽園ホール
2枚

 「プロレス・全日本」(21日、後楽園ホール)

 10選手が2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「チャンピオンカーニバル」の公式戦4試合が行われ、3冠ヘビー級王座と世界タッグ王座の“5冠王”諏訪魔がゼウスにレフェリーストップ負け。1勝3敗となってAブロック敗退が決まった。ゼウスは3戦全勝。

 初戦では羆嵐を破ったものの、2戦目で黒潮“イケメン”二郎に不覚を取り、3戦目ではジェイク・リーの左腕攻めに屈して後がなくなった諏訪魔。開始からジャーマンスープレックス、バックドロップ、万力スリーパーと大技で攻め込んだ。

 そして、フィニッシュ技ラストライドで一気に勝負を決めようとしたが、リー戦のダメージが残る左腕を押さえてもん絶。そこからゼウスの猛攻に遭い、左腕の痛みのために満足に反撃もできず、最後は左腕を足で極めながらのフェースロックに捕らえられてレフェリーがストップした。

 “5冠王”の責任を果たせず敗れ去った諏訪魔は「すべてが狂ったな。イケメンから始まって、ジェイクに腕を壊されて、ゼウスにトドメを刺される。できすぎの話じゃねえかよ」と悔しさいっぱい。「5冠王として臨んだけど、一番に脱落したからな。恥ずかしい話だよ。このおとしまえは絶対つけなきゃいけない。チャンピオンカーニバルでオレに勝ったヤツいっぱいいるしさ、当然優勝したヤツともやらないといけないだろうし。まだまだやれると思うんで、立て直して頑張りますよ」と、10月17日の次期シリーズ開幕戦(エディオンアリーナ大阪第2競技場)で予定されている三冠ヘビー級王座の防衛戦(相手未定)へ気持ちを切り替えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス