新日本G1・矢野がSANADA撃破「KOPW保持者として負けるわけにはいかない」

 「プロレス・新日本」(20日、エディオンアリーナ大阪)

 20選手が2ブロックに別れて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Bブロックの初戦5試合が行われ、KOPW2020保持者の矢野通がSANADAを破って白星発進を決めた。

 試合前のレフェリーのチェックで、隠し持ったテーピングテープを取り上げられた矢野。場外に出てSANADAに「来いよ」と要求するも無視されてリングアウト負けになりそうになり、コーナーマットでをチャンバラを繰り広げるなど爆笑ファイトを繰り広げた。

 そして終盤、SANADAは矢野を花道に連れ出し、相手の両手足を絡みつけて自由を奪うパラダイスロックで捕らえて放置。そのまま矢野のリングアウト負けになるかと思われたが、矢野は若手の上村優也に懇願してパラダイスロックを解いてもらった。

 これに怒ったSANADAは上村にもパラダイスロックを仕掛けたが、その間に矢野がSANADAと上村の足首をテープで縛り付けてリングに戻り、SANADAは花道に取り残されてリングアウト負けとなった。

 上村を巻き添えにして金星とも言える勝利を収めた矢野は試合後、「上村君、堪忍してくれ。今度、おごってあげるから」と謝罪。「レフェリーのチェックも厳しい。私にとって厳しいG1が始まったぞ。だが、しかし、KOPW2020保持者として負けるわけにはいかないのです」と意気込んだ。

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